ブリーダーに求められる知識とは?

ブリーダーとして開業するにあたり、どのような基礎勉強をしておくとよいのでしょうか?

 

繁殖に関する知識以外にも、ブリーダーには必須となる知識があります。

 

病気に関する知識

ブリーダーとして仕事をするうえで、親犬の健康管理は必須課題です。

 

病気の中には遺伝するもの、伝染性のあるものも多数あります。

 

もし病気を見逃し、繁殖をしてしまった場合、生まれた子犬、子猫はさらにその子孫へと病気を伝えてしまうのです。

 

病気の兆候は一見ではわかりにくいものもありますが、プロとして些細な変化も見逃さない知識と経験が必用です。

 

しつけに関する知識

繁殖を主とするブリーダーにとって、しつけは無縁とも思えることでしょう。

 

ですが、じつは基本的なしつけが出来る事はとても大切なポイントです。

 

子犬の性格は、遺伝と授乳中の環境で決まると言われています。

 

無駄吠えの多い環境で育った子犬は将来無駄吠えの多い大人になります。

 

気性の荒さや臆病さ、警戒心の強さも遺伝や環境で決まってしまいます。

 

母犬はもちろんの事、同じ犬舎で暮らす犬達へのしつけはしっかりと行いましょう。

 

ペットショップにとっても、無駄吠えに関するクレームや相談は飼い主から最も多く寄せられるテーマです。

 

無駄吠えの激しい血統を繁殖しているブリーダーとは、取引を望まないようになってゆきます。

 

子犬の健康、気質についても、いかに良質に仕上げるかも、ブリーダーの手腕なのです。

 

血統に関する知識

犬猫の繁殖にあたっては、遺伝学上禁止されている組み合わせがあります。

 

もし禁止されている事を知らずに繁殖をしてしまうと、遺伝的な欠陥を持った子犬子猫が生まれる可能性はもちろんのこと、血統証も発行されず、結果行き場の無くなった子犬子猫が生じてしまいます。

 

例えば、ダックスの場合、ブラックタン同士の交配やダップルとクリーム色の交配も危険とされています。

 

猫の場合、たれ耳が特徴のスコティッシュフォールドも、たれ耳を持った両親同士の交配は危険です。

 

学術上の公表があるものもあれば、ブリーダーの経験から見つけられたものもありますが、いずれにしてもこのような特殊な知識は身に着けておくべきでしょう。